
山草です。
タイトルの通り今年の4月から情報処理安全確保支援士として登録されました。
今回は情報処理安全確保支援士になるまでの話を雑に振り返っておこうと思います。
支援士に登録するまでの経緯
支援士試験を受けるところまではまだしも、なぜ登録したのか?というのを定期的に聞かれるのでそれぞれ理由を。
Q.なぜ支援士試験を受けたのか
- 高校の時(2年前)から長期的に目標にしていた
自分は高校生の時にはもう限界パソコンオタクで当時からセキュリティ関連に興味を持っていたのですが、高校2年生の時に自分のセキュリティ関連の知識と実力を試すために支援士試験には合格したいと考えはじめました。
ただし試験を受けるのは某感染症の影響で試験そのものが飛んだり個人的な事情で受けられなかったりしてなかなかタイミングが合わなかったのでちゃんと受けられる状態になるまでもっていくのは去年の秋試験まで待つことになりました。
Q.なぜ登録したのか
- セキュリティ関連の事柄を趣味で追いながら研究したりしているが、それの箔をつけるためのものとして最適だった
個人的な活動として色々なことをしているのですが、やっていることが傍から見るとかなり不審者ではあるので支援士の資格を維持していればそれで説明ができるかという考えがありました
という感じです。あとは維持するのにそこそこ高いハードル(維持費や講習等)があるのでそれで登録者として差別化できるかなーという考えもあります。
CISSPにも興味はあるのですが、あちらは試験を受ける際に必要な金が情報処理技術者試験とは比較にならないレベルでクソ高いのと、実務経験という条件をどうやっても満たせないので現状は受けられなさそうです。
登録までの流れ
基本的には上記を参照です。地味に書類が多いのと、QRコードが出力されるPDF周りで少し手惑いました(危うくQRコード欄に何もない状態で提出しかけた)。
自分はFirefox(97)だと何故かうまくいかなかったのでAdobe Acrobat DCで入力しました。QRコードで登録作業を簡略化しているのは面白いなと思いました。
(現状)日本で2番目に若い支援士らしい
2022年4月時点で10代の登録者は2名、うち1名が自分なのでほぼ確実に自分より若い人が1名います悔しい
自分が登録時点で19歳なので、勝手にもう一人は15歳ぐらいかと想像しています。天才はいる。悔しいが。
追記)なんとこのクソエントリを執筆後にもう1人の10代の支援士の方から連絡があり、登録情報を見たところ同世代(H14)でした!こんなことあるんですね…
西と東で各1名いるとかいう展開はなかなかに面白いと思います(今までで3人コナンやんけ!という反応を頂いております)
ちなみに10代より80代のほうが希少価値はあります
試験合格までの勉強方法
- 参考書を読む
- 過去問道場で午前IIの演習
- 午後I、II問題を過去3年分ぐらい解いてみる
自分の場合はこれで合格できました。使用した参考書は界隈でオススメされた以下の通称上原本と呼ばれるものです。
基本的なことですが、午前対策より午後に時間をかけたほうがいいです。明らかに午後対策のほうが時間食います。午前1から受けられる方は応用情報午前の対策も必要になります。(自分も午前1から受験しました。対策の仕方は午前IIと同じです)
情報処理安全確保支援士会(JP-RISSA)に入った
情報処理安全確保支援士会にも入会しました。支援士全体で見ると6%程度しか所属者がいないようなのですが
- 他の支援士の方と定期的にお話する機会が用意されていたり(雑談会など 結構緩い雰囲気です)
- 学習会(機械学習やCTF等)が行われていたり
- コミュニティで有益な情報共有がされていたり
とかなり有益ですので未加入の方はぜひ入会を!(ダイレクトマーケティング)
また、対外向けの活動として理事の村山さんが定期的に試験対策セミナーを開かれていますのでこれから受験するという方はぜひご参加を!
バッジ(微章)を申し込んだ
バッジの申し込みも行いましたが、1か月経ってまだ届いてないです。届いたら記事にするかここに加筆するかと思います。
全体的に平べったくて他の士業のバッジと比較するとダサい気はします・・・
登録してみて何か変わったか
少なくとも、前後で人と触れ合う機会が増えたので自分にとっては良い刺激になりました。まだ登録して1か月程度なのでこれからというところではありますが、何かあったら加筆していくかと思います。
追記)予想外に反響がありびっくりしています。自分はまだまだひよっこなのでセキュリティ界隈の先輩方は良ければ沼に突き落としていただければと思います。これからよろしくお願いします。
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